D・T・Mとは何か。

Desk Top Music(デスクトップミュージック)のこと。デスクトップで、ミュージック。つまり、『机の上で音楽をやる!』ということで、つまりまぁパソコンを使って音楽をやる、という意味。

まず、DTMをやるにあたって、最低限必要な用語を説明しよう。

とりあえず!
MIDI。
MIDIとは『Musical Instrument Digital Interface』のことで、かんたんに説明しますと、ピアノで適当な鍵盤の高さの適当な音を、鳴らすとき、たとえば『ポーン』という”音そのもの”ではなく、『○○の高さ(key)の□の音階のピアノの音』という情報で表現します。
つまり、簡単なたとえで話しますと、友達が、ピアノの鍵盤をたたいて『この音です!』と教えてくれるのではなく、『ピアノの下から2オクターブ目のドの音!』と教えてくれるということです。
なんでわざわざそんなことを…と思ったあなた。ちゃんと説明しますから少々お待ちを。

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次に
WAV。
WAVとは、Windowsの音声データの規格で、まぁつまり、パソコンに音を録音するとか、そういうまぁある意味『生な音』がWAV。説明は悪いが機械音ではなく、実際の人間なり自然なりの音、それがパソコンの中に場合、WAVデータであることが多い。パソコンにマイクを差し込んで、サウンドレコーダーで録音すると、ソレはWAVとして保存されるのだ。
とりあえず。WAVファイルは、かなり容量が大きい。1分間のデータでおよそ10MBになる。だからCDには700MBの音楽CDに70分の曲がはいると考えていただきたい。(ちなみに厳密に言えば音楽CDのファイルはWAVではないが、話がその説明は必要ないので、今はしない。)
その、容量が大きいことの対策としては。

MP3
MP3ってゆうのは、『MPEG-1 Audio LayerIII』のこと。現在ではよく聞くようになったMP-3。
上で説明したWAVは説明したとおり確かに音質はいいですがそのかわり容量がかさむ。
そこで、このMP3では、容量を抑えることに徹している。その気になれば容量がWAVの1/10以下にもできる。。WAVファイルで音を再生するときの、人間に聞き取れない音や、ごまかしの聞く音を、人間の耳ではまったく判別がつかない程度に削り取って容量をちいさくするわけである。
ここで注意していただきたいのは、容量を減らせば減らすほど、音質も比例して悪くなると考えていただきたいことだ。
MP3の容量及び音質は
ビットレートで決まる。
ビットレートとは、1秒間にいくつのデータを処理するか、ということ(bps)。1秒間に多ければ多いほど音質、容量共に上がると考えていただきたい。標準的なMP3のビットレートは128kbps。つまり128000bps。1秒間を128000の情報で構成している、ということである。96kbpsぐらいにすると、容量は下がるが、音質も、ちょっと気になるくらい悪くなる。逆に192kbpsくらいにすれば、容量も上がるが、音質も、よくなる、という具合である。
MP3プレイヤーの設定に困っている方は、是非参考にしていただきたい。
なお、MP3プレイヤーの音質は『CDの音質には、到底追いつけない程度の音質』であることを忘れないでほしい。可能であればCDで聞くほうがよほど音質はいいのだ。

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話が若干それた。
最初の話に戻そう
MIDIというのは、説明したとおり、音そのものがデータになっているわけではなく音の種類がデータになっているのである。具体的に、『楽器の種類、音の高さ、何の音か、音の長さ』などなど。
つまり、WAVのデータを、楽器とかを全部持ち運ぶバンド、MIDIのデータを楽譜だけもちあるいて楽器はその場その場で調達するバンドと考えてもらえればわかりやすいだろうか。どっちが身軽かは一目瞭然。圧倒的にMIDIデータは容量が軽いのだ。

しかし、もちろん
MIDIにも欠点はある。
さっき説明したとおり、MIDIデータは、楽器をその場で調達する、と説明したが、そうなると、
MIDI音源とは、楽器そのものなんである。つまり、私が作ったMIDIのデータをどこか別のMIDIで鳴らすとまったく違う音がする可能性が十分にあるのだ。そう、MIDIにはほかの楽器と同じく種類があるのだ。ごくごく簡単に分類すると『GM』『GS』『XG』と分けられる。
『GM』というのがまぁ基本というよりも、”各社統一規格”となっている。
それをROLANDが音色、エフェクトなどをパワーアップさせたのが『GS』。サウンドキャンバスという総称で販売されており、SC-○○など、様々な商品が出ている。
一方YAMAHAが出したのは『XG』。現在ではMU-○○という商品名で、音源が商品化されている。
この『GS』と『XG』では、演奏したとき、音が違う可能性がある、ということだ。もっとも、両者とも、現在ではGMで統一はされているので、致命的な違いは無いと思われる。



基本説明はこれまでにしておく。


とりあえずパソコンを使って音楽製作をしてみよう。
とりあえず
シーケンサーソフトが必要になる。
もちろん当サイトのモットーは『タダで』なので、当サイトの『タダでする方法』のページでも紹介していますが、『Music Studio Producer』を使うことにする。
とりあえずページに入ってダウンロード。無料版で結構。無料版でまったく困らないです。このソフト。これは私が説明するまでもなくページをよく見ていただければわかるだろう。
ダウンロードしたらとりあえず最初はちょっと試行錯誤してみる。経験上、
自分で手当たりしだい機能を試してみるのが一番手っ取り早く使いこなせるようになる方法である。間違いないと思う。機能も、しっかり充実している。オーディオもしっかり使えるのは無料ではなかなか見当たらない。VSTとVSTiにも対応しているから使えるようになってきたら『タダでする方法』で紹介しているシンセやらエフェクターを使いこなしてほしい。金をかけずとも音楽製作はしかりできる。



上記したが、
オーディオを使うとはどういうことかということで、オーディオ編集について簡単に説明しようと思う。
前記した『Music Studio Producer』でもできますが、オーディオ編集専用のソフトも、『タダでする方法』で、紹介している。『RAZORLAME』というソフトです。オーディオ(WAV)を編集する、ということは、つまり
波形を編集する、ということになる。
波形とは。オーディオファイルとは、データの波、見てもらうのが一番手っ取り早いが。とりあえず、オーディファイルを、視覚的に見ると波になている。それを、いじって編集するわけである。
簡単な一例を紹介すると、たとえば波形の最後を鉛筆を削るようにだんだん先に行くにつれ細くなるように編集してみる。(ちなみに、そんな編集は、何も苦労もなくできる。紹介したソフトをつかえばイッパツである。)すると、まぁ予想のついた人もいるかとは思うが、フェードアウトになるのだ。だんだん曲の最後が音がちっちゃくなっていって曲が消えるように終わる、みたいなヤツである。



応用してみよう。
自分の好きな曲を1曲用意する。CDで問題ない。
その1曲は、CDに、CDオーディオファイルという種類のデータで保存されている(上のWAVで説明したとおり、CDの中にはWAVでなく、CDオーディオファイルという名前で保存されているのだ)。
この状態では編集ができないので、『タダでする方法』でも紹介している『CD2WAV32』というエンコーダソフトで簡単にWAVファイルに変換できる。WAVファイル状態にしてしまえば、簡単にそのファイルを上で紹介した波形編集のできるソフトで開ける。
開いたら、さっき説明したようにとりあえずフェードアウトさせてみよう。(ってゆうことは最初に選ぶ曲はフェードアウトしない曲のほうがいい。)あなたのお気に入りの曲はイメージがガラット変わるとおもう。
そこから次は別の曲を『
フェードイン』させてみよう。さっきのフェードアウトの反対で、さっき曲の終わりを鉛筆のように研ぎ澄ましたように曲のアタマを今度はだんだん大ききなるよう、鉛筆のようにしてみればできる。だんだん曲が大きくなって曲が始まるようになるのだ。
そこまでできたら!さっきフェードアウトさせた曲の次にフェードインさせた曲をつなげてみる。
新しいあなただけの1曲ができあがる。
完成しましたらそのファイルを保存する。
WAVファイルを直接音楽ファイルとしてCD-Rに保存すると、
普通のCDプレイヤーでは聞けない。
そこでCDライティングソフトにある『音楽CDを作成する』という項目から、CDに保存するのだ。

なお、商用利用などは著作権がありますのでくれぐれも自己の責任で。


…続く…





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